ひとりゼミ@A404

高専教員が一人で研究しています

ポストカード収集

ポストカード収集が、趣味かもしれない。

きっかけはなんだろう。
大学1年生のころ友達と文通するのにはまった時期があって、友達がすてきなカードを送ってくれていたからかもしれない。
あるいは、届いたカードを飾るために、いっぺんに10枚を飾れる額を買ったことか。

おしゃれなカードを見かけると、なんとなく買って、ためておいて、友達にぽんぽん送っている。
ためる速度のほうが早いので、カードをしまっている抽斗はすぐいっぱいになる。
このあいだ、ついに小物入れとして使っていた別の段をカード用に解放した。

収集といってもコレクターではないから、どのカードが珍しいかとかはわからない。
古いカードや、海外製のカードにも興味はない。

最近買ったのは、十和田市現代美術館ミュージアムショップで売られていたカード。
ヤギみたいな生物がミラーボールの隣に倒れている、という写真がプリントされたものだ。

私の鞄にはいつも63円切手と適当なポストカードが1枚入っていて、思い立ったら便りを出せるようになっている。
筆まめっていうわけでもないから、やっぱりまあ、趣味なんだろうな。

ダークサイドの日

今日はダークサイドの日。
とことん気分が落ち込んでいる。
なんでだろう。雨が降っているからかな。

東北は、まだ梅雨ではないらしい。
でも雨は降っている。
毎日寒い。上着が必要だし、上着の下も長袖を着ている。

あまりにも寒いので「まさか、これが東北の夏!?」と学生に訊いたら、「いや、まだ春っす。夏は普通に暑いっす」と返された。
安心するような、しないような。

ダークサイドに落ちているので、昨晩はベッドの中で「自分は何をやりたいんだろう」と悶々と考えていた。
授業をしたいのか? 研究をしたいのか?
わからない。
趣味は?
最近、映画鑑賞もあまりしたいとは思わない。
小説も書けないし(体力的に)、絵も描けない(時間的に)。
人に話しかけたくないし、話しかけられたくもない。

あれっ、こうやって書くとすごく鬱っぽいぞ!?
やばいな!?

まあ、でも、こんなダークサイドの日もあっていいじゃない。
明日になったら夜が明けているかもしれんし。

真面目

到達度試験だ〜〜!
学生たちはそわそわしています。
試験を目前にして緊張しているようでもあり、春学期の授業から解放されてうれしそうでもあり。

1学期間付き合ってみて気づいたのは、高専生は本当に真面目だということです。
なんたって真剣に試験勉強をするし、授業での話をきちんと覚えているし。誰もがその人なりに、「もっと学ぼう」という意志に満ちあふれている。
きみらが当たりまえにやってるそれって、実はすごいことなんだぜ。

それというのも、高校時代の私をふりかえってみると、あのころの私は彼らとは真逆だったからです。試験勉強は一切しなかったし、授業中は寝ていたし、「どうせ私はもうすぐ死ぬのに、なんで勉強なんかしなきゃいけないんだ!?」とずっと考えていました。
試験期間になると、こっそりカラオケに行っていました。授業にまったくついていけなくて、試験範囲の内容はおろか、勉強の方法すらわからなかったので。
3年生になるころにはカラオケ店の店主に顔を覚えられて、「あ、また来た」って反応をされていた。

当然、試験結果は赤点のオンパレードです。順位はいつも下から数えて20人以内って感じ。
「あなたは国語と美術以外なにもできないね」と、先生、友達、親から言われまくっていました。自分でも「私には国語と美術しかない」と思っていたし。

「不真面目で馬鹿な人」という看板を背負って(背負わされて?)、本当につらかった。じゃあ勉強しろよって話なんですけど、でも、できなかった。
それどころじゃなかったんですよ。なぜかはわからないけれど、生き抜くので精一杯だったの当時は。
精神的にものすごく追い詰められていたから、カラオケに行って発散することで、ようやく正気を保てていたんだと思う。

だから、そんな思春期のホルモン大嵐状態の学生たちが試験に取り組んでいるのを見ると、心の底から「偉いぞ!」と思う。
力尽きそうになっている子たちを見ると、「勉強なんか投げ出してもいいから、とりあえず生きのびてくれ!」と思う。

教師が言うとあんまりよくないのかもしれないが。
死んでまでやる勉強なんて、ないんだぞ!

キャリーバッグ

この度の出張のために、初任給で3泊4日用のキャリーバッグを買った。

ブランドはイノベーター。アルミボディでガンメタカラーの、42リットルの製品だ。持ち手の黒い合成皮革が、コバルトブルーの糸でステッチされているのがかっこいい。
内布は千鳥格子になっている。通販サイトの画像で見たときには垢抜けないなと思ったけれど、届いてみると気にならない。むしろ和洋折衷な感じがおしゃれだ。

旅行鞄の販売スペースで働いていた友人に、「3泊4日のバッグを買おうと思うのだけれど、何リットルのを買えばいいかな」と相談したところ、「10リットルの容量が1泊ぶんと考えればいいよ」と教えてもらった。だから、42リットルのものを買った。

荷造りをするときは、いつも念のために1泊分多く衣類を準備する。42リットルもあれば、5泊分の夏服でも多少の余裕を残して入った。
いや、私が荷物の少ないほうだからできたことかもしれない。このキャリーを買うまでは、1泊2日用のキャリーで3泊や4泊していたような人間だ。

冬の旅行は服を着回せばいいから荷物はむしろ少なくて済む。夏は困る。大学生のころ、夏休みを使って全国を旅行していたときは、夜な夜なホテルのランドリーコーナーで洗濯していた。パンツがなかなか乾かなくて困った思い出がある。

先代の1泊2日用キャリーは、現在、授業で使うプリントや教科書を入れて高専で使っている。いちいち持ち帰るのが面倒なので、4月以来研究室に置きっぱなしになっている。
こちらは、大学院時代に、はじめて獲得した研究費(の、生活費部分)で買った。奮発して相場の2倍くらいの値段のものを買ったから、実は今回買ったキャリーよりも5000円くらい高い。

正直、イノベーターは、操縦性で先代に劣る。
デザインも、もうすこし使いやすくなればいいのにと思う点がすでに何点かある。でも、気に入っている。私が慣れればいいだけの話だと思う。

長く付き合えるといいな。
「初任給で買った」という思い出とともに、いろいろな場所を旅しましょう。

 

しょぼしょぼ

しょぼしょぼ。

なんだか疲れました、今日は。
明日は出張の代休で、明後日からは3泊4日で東京に出張(学会参加&研修)です。

うおお~~~

でも、学会に行けば、久しぶりに同期や指導教官に会えるはず。
それがすごくうれしいな。
研究の話を聞けるのもうれしい。しばらく研究のことを考えられていないから。

今回の学会は、私の研究分野にドンピシャの発表が多いからわくわくしちゃうぜ。
刺激受けてきます。

宿直

人生初宿直がもうすぐくる。

宿直って何するんだろう。一応ガイダンスは受けたけど、なにもイメージが湧いてこない。
「こういうのって結局やってみないことにはわからないやつだよな……」と思っているので、特に焦ってはいない。
とりあえずはんこを用意するか。

今日は1日中採点をしていました。
全部で240人分くらい見た。が、まだあと80人分くらい残っている。
明日全部終わらせて、土日は来期の授業準備をしたいな。

帰りがけに急に雨が降りはじめて、夏っぽいなあと思った。
でも気温はまだ全然春だ。さすが東北。

5月後半のスケジュール

5月ももう半ば。早ェ~。

4月に貯めていた授業準備のストックがそろそろ切れてきたので、どこかで時間をとって6月半ばくらいまでの準備をしたい。
論文の締切もある。5月31日までに修正して提出しなければ。
あ~、でも5月の後半は出張がガンガンに詰まっているから、時間が取れるか怪しいなあ。

う~ん。6月から、一体どうなっちゃうんだろう。
でも、知り合いの小学校の先生が、「毎年毎年、『今年こそは通知表が書きあがらないまま終業式を迎えるんじゃないか』と思うんだけれど、それでも通知表が書きあがらなかったことはないんだよね」と言っていたので、私もきっとそんなふうになんとかなるんだろう。きっと。

来年度の授業の計画も立てつつあります。オモシレ~授業を作るぞ。