質問ってなんだ?
なにをすれば質問になるんだ?
どんな種類の質問があるんだ?
みたいなことを、昨日は半日考えていました。
来年度、「質問ってなんだ?」という内容の授業をやってみようかなと思っているので、そのための自学自習です。
質問とはなにか。そんなことはすでに論理学とか、言語学とか、修辞学とか、ロシア・フォルマリズムとかの研究者が考えて答えを出していると思います。
でも自分の説もほしいじゃない?
研究者の端くれとして。
以前「洗濯物ってどっからが洗濯物だ?」と考えたときのことを思い出します。
洗濯物ってどこからが洗濯物だと思いますか。
洗濯されるべきもの(まだ水につけていない)も、洗濯中のもの(水で洗われている最中)も、洗濯機からとりあげられたもの(濡れている)も、干されたもの(乾いていない)も、乾いたもの(収納されていない)も、すべて「洗濯物」って呼びませんか。「洗濯物」のシニフィエってめちゃくちゃ広いんですよ。
でも「着ていない服はすべて洗濯物」かというとそういうわけでもない。クローゼットにしまわれている状態というのがあるから。クローゼットにしまわれているものは「洗濯(が完了した)物」という理解でいいのか?
わからない。
先行研究を探せば正解にはすぐたどり着けそうだけれど、考えるのが楽しいのでまだ探しません。